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令和7年度校長式辞・講話

令和7年度第3学期修了式および閉校式 校長講話

 皆さんおはようございます。令和7年度の3学期も本日で終了します。そして、いよいよ、八潮南高等学校も閉校を迎えます。
 この1年間、皆さんには、期待を込めて、特別なお願いをしてきました。卒業した3年生の皆さんには、「昭和59年の開校以来、先輩方が守り続けてきた良き伝統、何事にも全力で取り組む姿、これが八潮南高校の最上級生の姿なのだというものを1・2年生に見せてください」、ということ。1・2年生の皆さんには、「新校に入学してくる新入生に『校名やカリキュラムは変わるけど、目指すべき姿は、八潮南高校の伝統である何事にも全力で取り組む姿勢なのだよ』と伝えることができるよう、3年生の『背中』を見ながら、八潮南高校最後の1年、何事にも全力で取り組んでください」、ということでした。

 先日の卒業式の「校長式辞」の中でも触れましたが、卒業生の皆さんは期待に応えて、立派な「背中」を見せてくれました。また、在校生代表の田中さんの「送辞」の中で、「先輩方が築いてこられた『八潮南の魂』は、私たち後輩がしっかりと受け継ぎ、新しい『八潮フロンティア』の歴史の最初のページを、誇りを持って刻んでいきます。」と、1・2年生の皆さんもしっかり期待に応え、決意を語ってくれました。今、私の目の前にいる皆さんの姿は、とても頼もしく、校長として誇らしい気持ちでいっぱいです。

 八潮南高校は閉校を迎えますが、八潮南高校から八潮フロンティア高校へ、バトンは皆さんの手に渡りました。皆さんならば必ず「八潮南の魂」を引き継いでくれるものと確信しています。そして、皆さん一人一人が、4月に開校する新校「八潮フロンティア高等学校」の新入生を導き、新たな歴史を「開拓」する原動力となり、新校の屋台骨を支えてくれるものと改めて期待しています。

 新校の未来を皆さんに託します。

                                          以上

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第40回卒業証書授与式 式辞

 季節は三寒四温を繰り返しながらも、早咲きの河津桜のたよりに春の訪れを感じる今日のこの良き日に、本校PTA会長 臼井 繁樹 様はじめご来賓の皆様の御臨席を賜り、埼玉県立八潮南高等学校第40回卒業証書授与式を挙行できますことはこの上ない喜びであります。

 ただ今、卒業証書を授与いたしました184名の卒業生の皆さん。ご卒業おめでとうございます。教職員一同、皆さんの卒業を心からお祝い申し上げます。

 皆さんには、この一年、特別なお願いをしてきました。それは、八潮南高校最後の卒業生として、部活動、資格取得、委員会・生徒会活動、進路実績、様々な面で模範となる「背中」を下級生に見せてほしい、というお願いであり、期待することでした。皆さんはその期待どおり「昭和59年の開校以来、先輩方が守り続けてきた良き伝統、何事にも全力で取り組む姿、これが八潮南高校の最上級生の姿なのだ」という八潮南高校イズムを示してくれました。皆さんの思いは、下級生を通じて新校の新入生へとしっかりと受け継がれていくことでしょう。卒業生の皆さん、八潮南高校の「有終の美」を飾ってくれて誠にありがとうございました。

 この度、晴れて卒業を迎える皆さんに、渋沢栄一の名言である「夢七訓」を送ります。

  夢なき者は理想なし

  理想なき者は信念なし

  信念なき者は計画なし

  計画なき者は実行なし

  実行なき者は成果なし

  成果なき者は幸福なし

  ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず

 新一万円札の肖像で知られる渋沢栄一は、生涯で五百以上の企業の設立にかかわった「日本資本主義の父」と言われる埼玉県を代表する偉人です。

 渋沢栄一はこの名言を通じて、目標を持ち、それを段階的に実現していくことが幸福への道であると説いています。具体的には、大きな夢を小さな目標に分割し、階段を上るように一つずつ達成する。信念を持ち、計画を立て、行動に移すことで成果を得る。成果を通じて自己の成長や幸福感を得る。だから、幸せになりたい人は「夢」を持たなくてはならない、ということです。この、幸せな人生を歩んでいくために大切なプロセスは、皆さんにとって特別なことではないはずです。皆さんは、この3年間、「凡事徹底」という学年目標のもと、それぞれの夢に向かって、一歩ずつ一歩ずつ努力を重ねてきました。これからの人生も、八潮南高校で実践してきた「凡事徹底」の精神を忘れず、夢に向かって努力し続けてください。その先には、必ず幸せな未来が待っています。

 結びに、保護者の皆様、本日は、お子様のご卒業おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。これからもお子様を見守っていただくとともに、今後とも本校への変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げまして式辞とします。 

                            令和八年三月十日

                            埼玉県立八潮南高等学校

                            校長 福島 聡

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令和7年度第3学期始業式 校長講話

 皆さんおはようございます。また、明けましておめでとうございます。新たな年、令和8年、2026年、そして、年度の締めくくりの3学期が始まりました。まずは始業式、皆さんの元気な顔を見ることができ、安心しています。

 さて、2学期の終業式で、「冬休みに、これまでの取り組みを振り返り、新たな年の初めである学年最後の3学期に何をするのか。このことについてじっくり考え、2026年も挑み続けていきましょう。進み続けていきましょう。」と話をしました。新たな目標や挑戦したいことなどが皆さん各自の胸の内にしっかりと抱かれているとうれしいです。

 この、「挑み続けること、進み続けること」の大切さについて、昨年もお話ししましたが、1月2日と3日に熱戦が繰り広げられた箱根駅伝の一コマからお話しします。結果からすると青山学院大学の3連覇ということで圧勝ではありましたが、第1区では16位からのスタートでした。その後9位、7位、3位と徐々に順位を上げ、遂に往路最終の5区で1位となり、そのまま復路も首位を守り、優勝を飾りました。選手全員が挑み続け、進み続けた結果です。

 また、惜しくも、総合2位となった國學院大學も、復路の第6区を終えた時点でトップと3分23秒差の第4位でした。監督自身も「総合優勝はきついかな」と弱気になっていたところ、7区の選手が「前方には背中すら見えない青山学院が走っている。自分のところでトップに立ちたいと思っていた。行くしかない。」と序盤から飛ばし、「4年間の集大成として、必ず自分の走りをするという気持ちで走った」結果、2校を抜いて2位に浮上しました。その選手の背中を見たとき、監督は、「なに諦めてるんですかって言われた気がした」と振り返ります。この気持ちのこもった走りは下級生にも響き、最後の3区は1,2年生がいずれも区間上位で食らいつきました。その結果、惜しくも優勝は逃したものの、昨年の優勝タイムを上回る好成績で2位となりました。

 この2校に限らず、出場校の全選手が、「挑み、進み続けた」2日間。優勝した青山学院大学も、来年に向けて新たなスタートを切りますとのことです。2学期の終業式で紹介したスティーブンソンの言葉、「目的は成功ではなく進み続けること。」まさにこの言葉を体現する2日間でした。

 2026年、八潮南高校最後の年でもあります。改めて、「挑み続けていきましょう。進み続けていきましょう。そして有終の美を飾りましょう。」

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令和7年度第2学期終業式 校長講話

 皆さんおはようございます。インフルエンザが若干減少したものの、まだ警戒レベルを超えているようです。皆さん体調は大丈夫でしょうか。

 さて、2学期の始業式でお話したことを覚えていますか。3年生の皆さんには、それぞれの希望進路の実現に向け、これまで身に付けてきた実力を余すことなく発揮してほしいということでした。そして1・2年生の皆さんには、本校の校訓「勉学・誠実・実行」に立ち返り、様々なことにチャレンジしてほしいということでした。

 まず、3年生の皆さん、今年も素晴らしい進路実績を残してくれました。これまで八潮南高校で身に着けてきた力が実を結んだ結果だと思います。しかし、これで終わりではありません。進路決定はあくまでもこれからの人生の新たなスタートラインに立ったということに過ぎません。それぞれの進路に向けて、卒業までにまだまだやらなければならないことがあるはずです。また、これから希望進路の実現に向けて最後の追い込みに入っている皆さんも併せて、この冬休みにやるべきことを改めて整理してほしいと思います。

 1・2年生の皆さん、この2学期、何かにチャレンジしましたか。勉学、部活動、学校行事、資格取得、この八潮南高校には皆さんがチャレンジできることがたくさんあります。この2学期に自分がチャレンジしたことを振り返り、成功した人は新たな課題を見つけ、目指した結果を得られなかった人は、何が足りなかったか、こちらも新たな課題を見つけてください。大切なのは、チャレンジし続けることです。

 このチャレンジし続けることの大切さについて、発明家のスティーブンソンは、「我々の目的は成功ではなく、失敗にたゆまずして進むことである。」という言葉を残しています。世界史の授業で学んだかもしれませんが、スティーブンソンは、産業革命期のイギリスの発明家で、1825年に蒸気機関車による鉄道の運行に成功し、1830年にはマンチェスター=リヴァプール間で鉄道営業を開始、1830年代の鉄道時代を牽引し、その後の世界に大きな影響を与えた人物です。蒸気機関車そのもの自体は、トレヴィシックという人物によって1802年に発明製作されていましたが、実用化はされていませんでした。スティーヴンソンはその改良に取り組み、1814年にはじめて石炭輸送のための実用的な蒸気機関車を製作し、その後の運行、鉄道営業へとつなげていきました。歴史が、蒸気機関車の発明という「成功」だけで終わっていたら、人類の進歩も違ったものになっていたかもしれません。

 「目的は成功ではなく進むこと。」これから始まる冬休みは、ゆく年を振り返り、くる年に思いをはせる時でもあります。これまでの取り組みを振り返り、新たな年の初めである学年最後の3学期に何をするのか。このことについてじっくり考える絶好のタイミングです。皆さん、来年2026年も挑み続けていきましょう。進み続けていきましょう。

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令和7年度第2学期始業式 校長講話

 皆さんおはようございます。厳しい残暑が続いています。体調は大丈夫でしょうか。本来であれば、この夏休みでまた一回り成長した皆さんの顔を見ながらお話ししたいところですが、暑さ対応ということでリモートでのお話とします。

 夏休み前、1学期の終業式で皆さんにお話しした内容を覚えていますか。

「本校の校訓『勉学・誠実・実行』の3つの観点から、1学期に果たせなかったことを2学期に果たすことができるよう準備をしてほしいという内容でした。

 そのうち本校の校訓の一つである「実行」の面で、八潮南高校には学校行事、部活動、委員会活動、生徒会活動、資格取得など、皆さんの人間力を高める活動が多くあり、これらの活動に積極的に取り組むことができたかぜひ振り返ってほしい、という話をしました。

 この夏休みの猛暑の中、汗だくになりながら部活動に一生懸命取り組んだ人は確実に進歩したことでしょう。また、夏休み中の学習課題に一生懸命に取り組んだ人も確実に実力が伸びたことでしょう。2学期のスタートである今日、夏休みの振り返りをし新たな目標を立て、人間力を高めていくためのよいスタートを切ってください。

 この夏休み、3年生で就職を目指す皆さんの面接練習のお手伝いをしました。皆さんそれぞれ「部活動でチームワークが身につきました」「学校行事でコミュニケーション能力が身につきました」「資格取得の勉強に励み検定1級を取得しました」など、八潮南高校で頑張ったことを胸を張ってアピールする姿に校長として誇らしい思いになりました。3年生の皆さん、就職に限らず、それぞれの希望進路の実現に向け、これまで身に付けてきたことを余すことなくアピールしてきてください。皆さんがこれまでの高校生活で頑張って身に付けてきた力は一生の宝です。自信を持ってください。大丈夫です、あきらめない限り思いはかないます。

 1・2年生の皆さん、改めて本校の校訓「勉学・誠実・実行」に立ち返り、これからの2学期、様々なことにチャレンジしてください。3年生の皆さんが示してくれている頼もしい後姿を引き継いでいくのは皆さんです。八潮南高校は皆さんの人間力を高めることができる学校です。身に付けることができるものは何でも身に付けましょう。時にはうまくいかないこともあるかもしれません。その時は、周りの先生方を頼ってください。この猛暑の中、皆さんのために、皆さんと一緒に汗だくになって指導して下さった先生方が近くにいます。必ず皆さんの力になってくれます。

 さあ、2学期のスタートです。皆さんのさらなる活躍を期待しています。

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