やしなん生のリアル読書事情!(^^)!
『私達は、月が綺麗だねと囁き合うことさえできない』
『私達は、月が綺麗だねと囁き合うことさえできない』神田澪著/大和書房出版
顔に大きな痣があり、クラスで孤立している高校生のナツナ。ある日彼女のスマホに知らないアドレスからメッセージが届く…『君の友人になりたい』。怪しく思いつつも返信すると必ず2日おきに届く彼からの返事。何気ないやりとりをするうちにいつしかメールの相手はナツナにとってかけがえのない存在になっていく。
この小説は1ページがとても少ない文字数(140文字)で書かれているのにもかかわらず、近未来を描いたようなスケール感が味わえる作品でした。長い文章を読むのが苦手な人にもおすすめです。