やしなん生のリアル読書事情!(^^)!
「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」
「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」汐見夏樹・スターツ出版
タイトルがもう泣ける
タイトルがとっても印象的です。
読み終わってからも、このタイトルを見るとじーんとします。
『夜更けに会いたくなる人は、体で恋うるだけのただの欲望の対象。夜明けに会いたくなる人は、心で愛している永遠の恋人よ』
主人公の茜が読んでいた小説の中で、女性が言ったこの言葉。
みんなにも意味がわかりますか?
夜明けに会いたくなる人は、一緒に朝焼けを見たいと思う人は、自分が心から愛する人。
つまり「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」とは・・そういうことなんです!
2人の気持ちがすれ違ってしまっても
2人だけにわかるこの言葉が2人を繋ぎ留めます。
思ったことが口に出せずマスク依存症になってしまった茜と銀髪で自由奔放な青磁。
2人が一緒に夕暮れや朝焼けを見に行くシーンの色の表現が素敵です。
高校生の素敵な恋に癒されました