やしなん生のリアル読書事情!(^^)!
「余命10年」
これが「まつり」の書いていた小説!
生徒のリクエストで図書館に入った本です。
小松菜奈さんと坂口健太郎さん主演でこの春、映画化されました。
映画化される前から図書館でよく借りられていたのですが、
作者の方は、すでに若くして病気で亡くなられているそうですね。
司書はイマイチ表紙が好きではなくて、なかなか読まずにいたのですが
読み始めるとイッキに読破してしまいました。
主人公が抱える色々な感情が全て嘘じゃない感じがするからでしょうか。
例えば、友達が悪気なく「余命がなくても恋しなきゃだめだよ」「病気を持ってる知り合いの男の子を紹介するよ、2人なら分かり合えるでしょ。」と言ってきて、主人公が激怒する場面があり、とても印象に残りました。
映画とは全然違って、お茶の家元だとか、アニメやコスプレだとかがでてきて、暗くなりすぎず読み進められます。
小坂流加著/文芸社