南風 on Web(令和4年度)
防火防災訓練
6月23日(木)の6限、草加八潮消防局・消防設備業者のご協力のもと、防火防災訓練を実施しました。
どうもありがとうございます。
通常形式は3年ぶりで、全員初めての訓練となりました。
まずは落ち着いて迅速に校庭に避難できたようです。
消防の方、校長それぞれの講評があり、その後、1年生は救助袋体験、2・3年生は消火体験に移りました。
救助袋は斜降式と垂直式の2つを使用しました。
斜降式は通常の、垂直式はらせん状のすべり台を滑り降りてくるイメージです。
4階からの避難だとスピードも出て(特に斜降式)、着地の瞬間は気をつける必要がありそうです。
降りてきた直後の生徒は…
「布との摩擦でちょっと痛かった」
「最高ですっ!」
「もう1回降りたい」
消火は本物ではなく水消火器による模擬体験。
「勢いはあまりなく扱いやすかった」
「実際に火を消したかった」
「3年生は初めてで最後だったので救助袋もやりたかった」
天災は忘れた頃にやってくる、なんて言葉がありますが、最近は忘れる前に、いや、それどころか頻発しています。
いつ、どこで、どういう状況で起こるのかもわかりません。
いざというときには、最新の情報を収集し、自分の頭で考え、判断しなければなりません。
日頃から災害に対する意識を高く持ち、備えを十分にしておくことが命を守ることにつながります。
※救助袋体験の写真は地面すれすれからのローアングルで、画面を見ないでの撮影はすごく難しかった…。
図書委員会ビブリオバトル
6月22日(水)の放課後、図書委員会の生徒たちでビブリオバトルを開催しました。
「人を通して本を知る、本を通して人を知る」
ビブリオバトルは誰でも開催できる本の紹介コミュニケーションゲームで、知的書評合戦ともいわれます。
参加者が選んだ本を持って集まる。
順番に自分なりの表現でその本の魅力を紹介する。
それぞれの紹介が終わるごとにみんなで議論する。
一番読みたくなった本に投票し、最多票が“チャンプ本”となる。
このような簡単なルールと1冊の本を通して、読解力・思考力・表現力・コミュニケーション能力などを鍛えられそうです。
生徒自ら主体となって取り組む活動は、彼らを大きく成長させると思います。
高大連携による東萌短大の出張授業
6月20日(月)、3年生の選択科目「子どもの発達と保育」において、埼玉東萌短期大学の出張授業が行われました。
テーマは昨年と同様「絵本のちから」。
今年は高橋美枝学長先生と新井恵美子先生が担当してくださいました。
今回取り上げた絵本はエリック・カール作「はらぺこあおむし」。
生まれたてのあおむしが毎日おいしいものをたくさん食べて大きくなり、最後は美しい蝶になるという物語。
あおむしと自分とを重ねあわせた子どもに、大きくなって成長できることの希望と期待を与えてくれます。
魅力の一つは、食べたあとの穴がくりぬいてあったり、大きくなるにつれてページの幅が広がったりする仕掛け。
子どもは自分の指をあおむしに見立てて穴で遊んだりすることができます。
本であると同時におもちゃ感覚でも楽しんでほしい、というカールならではの絵本に込めた思いです。
また、鮮やかで大胆な色使いの絵も子どもの目を引きます。
少年時代を過ごしたドイツナチス政権下では表現が抑圧され、生活から色が消えていきました。
カールの色彩豊かな絵本には、自由と平和への願いが込められているのです。
——絵本には作者の人生をかけた思いが込められている。
書き手が自分の思いや願いを読者に伝えたい、ということに共感できます。
とても勉強になりました。
授業の最後には生徒たちは絵本の読み聞かせを実習しました。
将来実際に読み聞かせをするときは、作者の思いを理解しておくと、より子どもに伝わるものがあると思います。
一斉指導 ~6月20日(月)~
梅雨に入って2週間。
雨だと視界不良で道路は滑りやすく、自転車走行の危険度は高まります。
暗くなれば自動車からの視認性も低下し、さらに事故につながりやすくなります。
雨の中、濡れながらの登下校は不快でたいへんかと思います。
ふだんよりも慎重に注意深く運転して、事故にあわないようにしてほしいです。
教育実習
6月17日(金)、本校卒業生の流通経済大学4年遠藤風馬先生が3週間の教育実習を無事終えました。
お疲れさまです。
今日は実習の総仕上げとなる研究授業。
2限の「体育」は男子のサッカー。
遠藤先生の専門のようで、4対3など数的有利での攻防を指導しました。
4限の「保健」は食事と健康について。
ワークシートを使いながら、生徒の意見や考えを引き出していました。
平成30年度普通科卒、サッカー部で活躍していた遠藤先生。
実習生だと感じさせない堂々たる授業っぷり。
実習の感想や高校時代のことなどを聞きたかったのですが、話す機会がなく残念でした…。
ぜひ自身の目標とする保健体育の教員になってください!