第42回入学式 校長式辞
春爛漫のこの佳き日に、PTA会長臼井繁樹様をはじめ、御来賓の皆様の御臨席を賜り埼玉県立八潮南高等学校第42回入学式を挙行できますことは、この上ない喜びであります。御来賓の皆様におかれましては、御多用の中、御臨席を賜り、心から感謝申し上げます。
ただ今、入学を許可いたしました211名の新入生の皆さん、本校への入学、誠におめでとうございます。皆さんは大きな夢と希望をもって本日を迎えたことと思います。新入生の皆さんの八潮南高校への入学を教職員一同、心から歓迎いたします。
さて、今年度は八潮南高校にとって重要な転換期となります。来年度、本校は再編整備により、八潮フロンティア高校へと生まれ変わり、普通科とビジネス探究科の2学科並置の学校となります。そのため、今年度入学した皆さんは、八潮南高校に入学し、八潮フロンティア高校を卒業することになりますが、実際は、八潮南高校の制服を着用し、八潮南高校のカリキュラム、つまり、普通科、商業科、情報処理科の3学科で学ぶ最後の生徒となります。来年度、学校名こそ、八潮フロンティア高校となりますが、皆さんは、昭和59年に開校した八潮南高校の42年の伝統を、新校の後輩たちに引き継ぐ最後の生徒となるのです。
そもそも、八潮南高校は、「勉学・誠実・実行」の校訓のもと、一人一人が誠実に勉学に励み、様々なことに積極的に取り組む中で、学力、人間力、社会人基礎力を身に付け、明日の社会の即戦力となる人材を育成している学校です。皆さんの先輩は、開校以来、毎日の授業に真剣に取り組み、積極的に資格を取得し、部活動や学校行事を通じて仲間と協力しながら目標を達成する力を身に付け、それぞれの希望進路を実現し、社会へと羽ばたいていきました。この「何事にも全力で取り組む姿勢」こそが八潮南高校の良き伝統なのです。先ほど、皆さんが八潮南高校の伝統を引き継ぐ最後の生徒となるという話をしましたが、これは特別なことをお願いしているのではありません。皆さん一人一人が、八潮南高校の生徒としての誇りを胸に、これから始まる八潮南高校での高校生活を日々充実させ、何事にも一生懸命前向きに取り組み、その後姿を、来年度入学してくる新校の後輩たちに見せてくれればよいのです。皆さんの頑張りが八潮南高校の歴史の最後に華を添えるとともに、皆さんが引き継いでいく八潮南高校の伝統が新校を動かす大きな原動力となるのです。「伝統の継承」この言葉を本日この入学式の日に、胸に刻んでください。
結びに、保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。我々教職員一同、深い愛情と時には厳しさをもってお子様の成長を支えて参ります。また、常にご家庭と力を合わせ、お子様の健全な成長のため尽力いたしますので、ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げ、式辞といたします。
令和7年4月8日
埼玉県立八潮南高等学校
校長 福島 聡