2学期始業式(放送による)

 例年より短い夏休みが終了し、本日から第2学期が始まりました。夏休み中には進路活動や補習、部活動に懸命に取り組んでいる生徒の姿を見て、大変うれしく思いました。大会などで入賞した生徒には、後ほど表彰状をお渡ししたいと思います。結果の如何にかかわらず、引き続き自分自身を高めていってほしいと思います。
 その一方で、新型コロナウイルスは未だに衰えを見せておりません。いつ誰が感染してもおかしくない状況です。もしかすると私が最初の感染者になるかもしれません。だから、感染者が確認されて教育活動が停止したとしても、誰かを責めたり恨んだりしてはいけません。
 こうした状況を踏まえ、本日の始業式では、
①「安心・安全な学校に向けて~新型コロナウイルス感染者に対する人権侵害の防止について~」
②「心の成長を願って!~読書活動の充実~」についてのお話をしたいと思います。
(では、手元に資料を用意してください。両面印刷になっています。)
 記事(令和2年8月4日付け読売新聞「『感染者狩り』横行」)にあるような人権侵害は、残念ながらあらゆるところで起きていると思いますし、今後も起きかねません。誰もウイルスには感染したくはありませんが、しかし、いつ誰が感染してもおかしくない状況です。このような人権侵害は絶対に許されませんし、校内でも、いじめも含め、人権侵害が起きる事がないよう皆さんに自覚を持ってほしいですし、また、皆さんを信じたいと思います。よろしくお願いします。
 2点目は、読書活動の充実についでてす。資料の裏面を見てください。私は昨年から、機会を見て読書の大切さについてお話をしています。良い本との出会いは、良い人との出会いに匹敵するくらい、皆さんの心の成長を促してくれるはずです。1番上のグラフは、8月12日までの貸し出し状況ですが、1年生諸君がずいぶん借りてくれているようで、大変うれしく思います。
 さて、私の今回のおすすめは、
・高濱 正伸(監修)、林ユミ(イラスト)
 「メシが食える大人になる! よのなかルールブック」日本図書センター・2019年1月
・齋藤 孝(監修)、林ユミ(イラスト)
 「ヤワな大人にならない! 生きかたルールブック」日本図書センター・2019年7月
 2冊ともあっという間に読めてしまいます。学校の図書室にも置いてもらっています。生き方のヒントがたくさん出ていますので、ぜひ読んでみてください。林ユミさんのイラストもなかなか素敵ですよ。
 最後に、2学期も新型コロナウイルスの感染状況が続く中での学校生活となります。暑い中でのマスク着用は辛いですし、引き続き、毎日検温するとともに、「密集」「密閉」「密接」のいわゆる「三密」を避けねばなりません。1学期から何ら状況は変わっておりません。「新しい生活様式」という言葉が示すように、友達と向かい合って食事をしたり話をしたりするのも、飛沫感染防止の観点から制限しなければなりませんし、相手と物理的な距離をとる「ソーシャルディスタンス」や密を避けるための左側通行「キープレフト」も必要です。そして、何よりも手洗いを徹底し、ウイルスを洗い流してください。睡眠時間をしっかり取るなど、健康を維持しながら、免疫力を高めることも大切です。
 1学期の終業式でもお話ししましたように、また、いつ臨時休業や分散登校に入ってしまうかも分かりません。クラスターと呼ばれる集団感染は、全国各地の学校でも既に発生しています。まだまだ平常の学校生活とは程遠い状況で、残念ながら、以前の学校生活に戻るにはまだまだ時間がかかりそうです。今ここで、仲間とともに学べることの尊さをかみしめながら、感染拡大防止に努め、2学期を過ごしてほしいと思います。