【学校生活の様子】

2018年2月の記事一覧

予餞会

平成29年度 予餞会

 平成30年2月15日(木)、久しぶりの3年生の登校となりました。
3年生を送るはずの予餞会でしたが、先生たちのリクエストで3年の宮岸大也君が和太鼓の演奏をし、最後は3学年の先生方とソーラン節で共演をしました。
また、先生方が作成したビデオも生徒たちに大うけ。

とても楽しい時間を過ごすことができました。

  
  
  
  

平成29年度 2月朝礼

2月1日 全校集会 校長講話

 

 本日から3年生が家庭研修期間に入るということで、今日は新しい形での朝礼となります。

 ここから皆さんを見ていると、3年生がいなくなった淋しさと、1・2年生の皆さんへの大きな期待の中で、こうして、八潮南高校の伝統は、先輩から後輩へ引き継がれていくのだなあと、今実感しています。

 

 さて、今月の9日から17日間にわたり、冬季オリンピックが、韓国の平昌で開催されます。日本は、6つの競技に124名の選手と145名の監督・コーチ、総勢269名の選手団として参加するということです。

 皆さんと同じ高校生の選手も、5名も参加しているということで、大いに頑張ってほしいと思います。

 

 そこで、今日は、オリンピックにまつわる話を紹介したいと思います。

 ボブスレーという競技があります。氷でできたコースの上を、鋼鉄製のそりに乗り込んで滑り降りる競技で、最高時速は時速130キロにもなり、「氷上のF1」とも呼ばれるほどのスピード感あふれる競技です。

 

 約50年前、オーストリアで開催された冬季オリンピック、ボブスレー競技でのことです。当時最強と言われたイタリアチームが1回目、2回目ともトップの成績で滑走し、念願の金メダルに向け、順調な滑りをしていました。2位にはイギリスチームがピッタリとつけ、熾烈な戦いを繰り広げていました。

 

 そんな中、2位のイギリスチームにアクシデントが起こります。そりの部品の一部が壊れてしまい試合を続けることができなくなってしまったのです。替えの部品もなくイギリスチームが棄権しようとあきらめかけていたところ、なんとトップにいたイタリアチームの選手が、予備に持っていた自分たちの部品を彼らに指し出し、イギリスチームは試合を続けることができました。その結果イギリスチームが逆転優勝し、イタリアチームは金メダルを逃してしまいました。

 

 オリンピックは4年に1度の大会です。選手たちは、メダルを取るために、4年間まさに地獄のような練習を続け、出場してきます。当然試合では勝ちたい、いや、勝たなければならないという強い思いで、試合に臨んでいると思います。

 イタリアチームにとっては、たとえイギリスチームに部品を貸し与えなくてもルール上全く問題はありません。逆に部品を貸し与えなければ、イギリスチームは棄権し、自分たちが念願の金メダルを手にすることができたかもしれません。

 

 しかし、あえて、イタリアチームの選手は、相手の不利な状況に漬け込むことなく、最後まで正々堂々と戦うことを選んだのです。このフェアプレー精神に基づいた行為は、当時の世界中の人たちに大きな感動を与えたのはもちろん、人間としての気高さ、真の強さを教えてくれました。

 

 ちなみにイタリアチームは、この行為が称えられ、オリンピック史上初のフェアプレー賞を受賞するとともに、4年後のオリンピックで、念願の金メダルを獲得したことを付け加えておきます。

 

 このフェアプレーの精神は、決してスポーツだけのものではありません。我々の日常生活の中でも通じるものがあります。

 

 クラス、部活動、職場など、私たちの身の回りには、困っていることや、弱い部分を持っている人、口には出せないが助けを求めている仲間が必ずいるはずです。

 

 果たして、私たちは、そういう仲間に対して、同じ生活を送る者同士として、そしてお互いに切磋琢磨できる相手としてリスペクトし、困っている部分や弱い部分に、手を差し伸べようとしているでしょうか。逆に、無関心を装ったり、関わらないようにしたり、その人の弱い部分や困っている部分を陰で笑いものにしたり、いじったりしてはいないでしょうか。

 

 皆さんには、イタリアチームの選手のように、同じ環境で生きている者同士、困っている相手をリスペクトし、正々堂々と行動できる、すがすがしい、まさにフェアプレー精神にあふれた生き方を送ってほしいと思います。

 

 最後に、1・2年生の皆さん、八潮南高校のバトンは先輩から皆さんに引き継がれました。今後も、勉強、学校行事、部活動と、自分をさらに鍛え抜き、本校の良き伝統の継承者として、さらなる高みを目指し、八潮南高校を皆で盛り上げていきましょう!