2019年2月の記事一覧

2月の朝礼

2月1日 全校集会 校長講話

 

 本日から3年生が家庭研修期間に入るということで、今日は新しい形での朝礼となります。

 ここから皆さんを見ていると、3年生がいなくなった淋しさはありますが、こうして、八潮南高校の伝統は、先輩から後輩へ引き継がれていくのだなあと、今実感しています。

 

 今日は、「自主学習」について話をします。「自主学習」とは、授業以外で、自分で時間を見つけて自主的に学習することです。

 

 皆さんが生きていくこれからの社会は、これまで人類が経験したことのない、急激な変化が伴う予測不可能な社会です。

 急激な変化が伴う社会を想像してみてください。例えば、インターネット、

・平成元年、日本で初めてノートパソコンが発売

・4年後にはインターネットサービスが開始

・その2年後に、Windows95が発売

・その4年後に、携帯電話へのインターネットサービスが開始

・その9年後には、スマートホン「iPhone」の発売開始、さらには、ツイッター、フェイスブックが日本で開始

 

 こうして、インターネットの歴史を見ただけでも、このたった30年で、私たちの生活は劇的に変化しました。こうした変化は、インターネットの歴史の他にも、超高齢社会やグローバル化の進展にも言えることで、これらの変化は、今後ますます加速していきます。つまり、これまでの何千年にもわたる人類の歴史で、人類が今までに経験したことのないほどの急激な変化であり、誰にも予測がつかないほどの変化なのです。

 

 確実に言えることは、皆さんは、将来この変化の激しい予測すらできない社会の中で生きていかなければならないということです。

 

 そのためには、どうするか。こうした社会に適応できる、思考力、判断力、表現力を身に付けていかなければなりません。

 そのためには、まずは、基礎的な知識をしっかりと身に付けていくこと、そして、その知識を他の人と協力して活用しながら、いかなる変化にも柔軟に対応していく能力を身に付けていくことが必要となります。

 いずれにせよ、基礎知識が多ければ多い人ほど、今後起こりうるいかなる事態に対しても、より冷静に判断し、より柔軟に対処することが可能になっていくわけです。

 

 高校までの学習内容は、どの教科も、高校卒業後の人生をしっかりと歩いていく上で、欠かせない基礎基本となる知識です。そして、将来生きていく上での皆さんの土台になるものです。

 しかし、知識というものは、授業の中だけでは、なかなか定着するものではありません。授業以外の時間で、予習や復習、自分が興味関心あることへの調べ学習(探求活動)を自主的に繰り返すことにより、記憶を強化させ、脳に定着させることができるのです。ここに、自主学習の意味があります。

 この自主学習の習慣が身に付いていれば、生涯にわたり、これからの長い人生を歩む上で、確実に視野が広がり続けます。そして、どんなに厳しい変化の社会の中でも、たくましく生きていくことができるのです。

 

 「知は力なり」という言葉があります。皆さんは決して能力が低いわけではありません。本校での授業をしっかり受け、自主学習を継続していけば、確実に記憶を強化し、知識を定着させることできるのです。

 知識は武器になります。だからこそ勉強は大切です。日々の勉強を通して、様々な知識を積み上げ、自分の可能性を広げ、そして未来をたくましく生き抜く力を、この高校時代に是非育ててほしいと思います。

 

 最後に、1・2年生の皆さん、八潮南高校のバトンは先輩から皆さんに引き継がれました。今後も、勉強、学校行事、部活動と、自分をさらに鍛え抜き、本校の良き伝統の継承者として、さらなる高みを目指し、八潮南高校を皆で盛り上げていきましょう!