2021年8月の記事一覧
夏の終わり、全国予選へ ~夏休みの活動報告③~
8月後半も実戦を重ねて大会本戦に向かおうと意気揚々と前半を終了した前回の記事でしたが、
お盆明け以降、新たなガイドラインが示され、練習試合が禁止になってしまいました。
幸いにも、「合同チームで大会に出場する場合は1チームとみなし」週の練習に制限はありますが
合同練習は行えているのが救いです。
実戦ができなくなった今、我々にできることは、「毎回の合同練習を大切にすること」。
では、練習を大切にする、とは何か。
いかに普段の練習で敵のいるゲームを意識できるか、
いかにチームの課題を個々が認識し、修正できるか
いかに選手間で声を掛け合い意志の統一ができるか
味方同士肯定するのも良いが、優しさだけではいけない。
いかに互いに、時に厳しく、試合に通用するプレーを引き出せるか。
上辺だけの仲良し集団ではなく、心からぶつかり合える関係、
心から、チームになろう。改めて「ここまでで良い」という限界を超えろ。
そうして、チームを再始動しました。
また、練習ができて当たり前ではないので、
他のどの部より感染対策にこだわって活動します。
部室、更衣中の無言、直行直帰の徹底、はもちろん、
練習前後の手指消毒はしつこいくらい徹底。
また、例年熊谷ラグビー場で行われていた開会式は、
今年も昨年同様リモート開会式へ。
各校で練習風景や行進動画の撮影を行いました。
テレビ埼玉で、9月4日(土)20時より放送されます。
本校キャプテンの安本くんの、主将コメントお楽しみに♪
そして、いよいよ全国予選の組み合わせ会議も行われ、
一回戦の日程が決まりました。
9/12(日)、相手は川越高校です。
無観客試合を原則とし、会場とkick off時間は非公表となります。
残念ながら、会場にご来場いただきご声援頂くことはできませんが、
引き続き、ご支援ご協力よろしくお願いいたします。
猛暑・連戦・走り続ける ~夏休みの活動報告②~
炎暑酷暑のみぎり、皆様いかがお過ごしでしょうか。
夏休みも21日が経過、気付けば折り返しの後半になっておりました。
夏休み前半戦、特に8月頭は、毎日が茹で上がるような暑さでした。
さて、感染拡大の報が後を絶たない世情の中、
本校でも中学生向けの「一日体験入学」は中止となり、
今年も夏の恒例「菅平合宿」を断念するなど、
我慢と気持ちの切り替えと日程見直しを繰り返しながら
八潮南高校ラグビー部員は8月前半も必死に限界を超えて闘いました。
経験不足を補うため、ひたすら実戦と反省。
北部や南部の高校含め、10日間で4校と9Roundの連戦(台風の影響や感染防止「練習試合校数の制限」で予定より減ってしまい残念でした)。
試合後の振り返りやビデオミーティングを大切に。
また、個人で好きな時に見られるよう、youtubeの限定公開機能を活用することで
学校毎、チーム内の全員が各自で視聴可能に。LINEのグループ機能を使って選手同士のコミュニケーションも取れます。
新しい生活様式が生んだ、合同チームにとってかなり大きな副産物ですね!!!
実戦を通して、まずはセットプレーの安定や、型は見えてきたかな?
とくに1年生は、基本的なゲームの流れやルールを理解できてきましたね。
何より、一人のプレーを周りがゼロにしない、
反応して、チーム全員で戦う意識は少しずつ成長してきていますね。まだ「個」で戦っている所もあるけれど。
一方で、中盤のアタックやターンオーバーを狙える瞬間の動きなど、積み残した課題もまだまだたくさん、
とくに主要なポジションのメンバーのミスが目立つ部分は、気持ち入れ直して練習してください。
何よりも「走り続ける」こと が 八潮南メンバーの課題として、
全国予選、30分ハーフを闘い抜くためのフィットネスにも力を入れました。
お盆前最後の練習は、合宿最終日を想定し、
ひたすら走り続ける1時間でした。
「しんどいことから逃げずに立ち向かう人になれ」
「後ろに合わせて力を抜くのではなく、自分から前に出て全体を引き上げる人になれ」
「チームが苦しい時に、周りに声を掛けて誰より頑張る人になれ」
そうやって闘い抜いて
お盆明け、夏休み後半にあたり、
「3年の引退に向けて、これから君たちはどういう気持ちで日々を過ごすのか」
「3年生は、最後にどんな闘い方をするのか」
と、投げかけて夏休み前半戦を終了。
しばしのリフレッシュ期間を挟み、
再始動は8月16日、
夏休み後半には、東部合同対決や鷲宮高校のOB戦、
また、夏休み前半に戦った学校と再度リベンジマッチを通して
課題をどれだけ修正できたか確認、
そして、23日には抽選会でついに全国予選の対戦相手が決まります。
「その先にあるものを見据え、夢や目標を持ち、確固たるものがある人は
目の前の苦しいことも乗り越えられる 強い人」
八潮南高校ラグビー部諸君、あの時の言葉をしっかりと受け止めて
全国予選、最後の闘いに向けた心と体の準備をしていこう。
強くなってください。