2021年12月の記事一覧
冬休みの活動風景
12月26日、今年最後の合同練習
前半は、選手同士のコミュニケーション・バリエーションを引き出す
少人数ユニットでのハンドリング練習。
課題のDFを修正するため、チーム全体で何度も
セット&ワンラインアップを反復。
八潮南の選手たちはとくに、隣の選手との連携や敵への詰め方を平日練習でフォーカスしていたので
その仕上げとして、とても良い練習ができました。
☝(写真左)オープンサイドのDF2枚が八潮南の選手。1年堀内(左)がボールを確保しようとする敵を狙い、
2年越川(右)が内側のコースを抑えながら前に出ることで、2枚が連動しながら相手選手の左右のコースを
塞ぐことができる。顔の向き、一歩目の足から前傾姿勢の角度まで揃っている、2人の練習の成果が窺える。
FWはブレイクダウンの修正。
とくにDF側、正当にプレーをする「規律」の部分とボール争奪の場面でのファイト。
こうして年内の合同練習を良い形で終えられました。
学期中、どうしても平日は個々のスキルやフィジカル練習になる合同の選手にとって、
長期休業期間は、集中的にチーム練習や組織の徹底事項を落とし込める貴重なシーズンです。
しばしの年末年始オフの後、年始は1月3日から動き出し、1月6日(木)の
新人大会順位決定戦「東部合同決戦」に臨みます。
そして、八潮南メンバーは12月27日に本校グラウンドで大掃除からの年納め練習。
「2022年、良い年を迎えるために」
22本の連続タックルフィットネスで今年を締め括りました。
選手曰く、「もう今年は、タックルお腹いっぱいです」だそうです、笑
この新人大会期間、とくに君たちに与えてきたテーマは「DFの質的向上」、
「セット」「アップ」「連携」「接点」
やってきたこと、試したい気持ちを、
6日間のオフで「ゼロにするのではなく」「感謝の気持ちを行動に移しながら」
各々、闘志を整える過ごし方を。
2021年も、いろいろありましたが、大変お世話になりました。
新年も、変わらぬ声援と支援、ご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。
顧問 土谷
令和3年度新人大会東部地区予選 結果報告
12月19日(日)に行われた、新人大会の結果報告です。
冷え込みも厳しくなってきた折、早朝は0℃の寒気と冷たい風に見舞われた
三郷工業技術高校グラウンドにて、
10:30、ついにキックオフ。合同新チームにとって最初の公式戦、
今試合が公式戦初出場となる選手も多い中、怪我で出られないメンバーのポジションを埋めたりと、
選手たちは若干の不安げな面持ち…。
いざ試合が始まると、最初のプレーこそ敵陣でアタックをしますが
一度自陣に返されると、なかなか押し返すことができない。
ただ、この合同チーム、良く耐える・・!!Fwを中心に”しつこい”ディフェンスで食い下がり、
局面でターンオーバー(攻守交替)して攻撃に転じることもあり。
惜しむらくは、その後ゲインする攻撃の選択肢の少なさと精度、
何よりも繰り返されたペナルティ、「倒れ込み」や「ノットリリースザボール」など
攻守ともにオーバーでラックに参加するサポートプレーヤーの規律の部分でしょうか。修正せねばなりません。
前後半を通して4本のトライを与え迎えた終盤、
合同チーム意地のトライをとってきたのは、八潮南キャプテン⑨橋本(2年・谷塚中)でした。
三工技の反則が続き敵陣ゴール前に到達すると合同Fwが連続攻撃する展開へ。
ところが、Fwの「タテ」の攻撃は堅く止められ、BKの「ヨコ」の攻撃にすれば陣地を下げられる。
「何か、変化が欲しい・・・」その時、
ゴール前5m、左15mのポイントから、狭いサイドのDFセットが遅れた一瞬、
素早くボールを持ち上げた橋本に、つられて慌てて前に出る三工技DFラインの裏をかいて、
持ち出し、パスダミーで生まれた一瞬の隙を切り裂き、跳び込んでトライ。
スコアは、三工技 28-5 合同A でしたが、
最後に「やられっぱなしでは終われない」意気地を見せつけてくれました。
とはいえ、
新人チームにとって必要なことは、できていないことや具体的な問題点を、
明確に言語化して修正していくこと。
勝てなかった相手を次の試合で上回るための「本気を育てる」こと。
そして、それを達成することによる、成長の自覚と自信の積み重ね。
そう信じて八潮南メンバーには、個々に応じて次への課題と
厳しい評価を与えて初戦を終えました。
体を張ってよくファイトした、
まだまだ、君たちには満足してもらいたくない。
これでもか、これでもかと、何度も立ち上がって喰らいつく、
そんな「ホネのある奴」になってください。
次戦は、1月6日。三郷のセナリオハウスフィールドにて、決勝戦と同日に行われる順位決定戦。
冬休みを通して、個々の力を上げ、チームのレベルを上げたいですね。
・・・早く、保護者やOBの観戦ができる情勢になることを祈ります。
新人大会に向けて
こんにちは、随分、久しぶりの更新になりました…(;^^)
3年生の引退、緊急事態宣言の解除により、
10月から新チームが動き出しております。
10月は「闘える1枚」を目指し、個のフィジカルに重点化!
ウェイトとランメニューをメインとし、合同チームの枠組みを待ちます・・・
そして11月、ついに合同チームの新人大会期の編成も決定しました。
今後は、合同A(八潮南・獨協埼玉・草加西)チームとして
まずは12~1月の新人大会、
1~2月の地域対抗戦(合同チーム県大会)、
目指すは3月の関東合同、
そして、4月の春の関東予選に向けて動いていきます。
↑11/23に行われた練習試合の1場面。合同Aとしての「初陣」となりました。
さて、新人大会については、初戦
12月19日(日)
合同A vs 三郷工業技術高校(10:30 Kick Off)
となります。しっかりと、敵のFW(フォワード)の突進を止められるか、
BK同士が連携してサインプレーに反応できるかが、勝負所だと思います。
応援よろしくお願いします。
ひとまずは期末考査と、2年生は修学旅行で、
一旦ラグビーと離れますが、
各自ラグビー部員としての自覚と責任をもちながら、
先を見据えた準備をしましょう。