2022年12月の記事一覧
令和4年度新人大会東部地区予選①
12月18日(日)三郷工業技術高校にてラグビー新人大会の
東部地区予選一回戦が行われました。
対戦相手は、この一年間でともに合宿に行ったり、公式戦でも度々戦っている「鷲宮高校」。
試合当日は、前夜の雨でグラウンドがぬかるみ、北風のやや強めに吹きこむコンディションでした。
前半、風下からのキックオフ。キック処理のミスや反則の繰り返しでなかなかリズムをつかめず、自陣でディフェンスをするシチュエーションが続く。
しかし、合同の懸命なディフェンスが続き、圧力をかけてボールをよく奪い返す。
終始合同はディフェンスのプレッシャーで相手のミスを誘って守り抜き、
前半を 合同0-3鷲宮 でノートライで折り返す。
続く後半は、敵陣アタックの時間が増え、常に逆転トライを狙い続ける熱戦へ。
ところが、鷲宮のゴール前まで攻め上がった所で、アタックのミスから悪い流れにのまれ、
敵のエリア回復のキック処理を失敗、キックの蹴り返しで直接外に蹴り出してしまい自陣ピンチのラインアウトから、
鷲宮のシンプルなバックスプレーに引っ掛かり与えてはならない追加点を許す(合同 0-10鷲宮)
しかし、まだまだ後半10分。再び合同の敵陣アタック。
何度もフォワードの突破をしかけますが、鷲宮の防御もゴール前で集中力をあげて対応します。押して、取り返されては、逃がさず再び攻撃し…を繰り返すこと10分、
ついに念願のトライを上げたのは、
八潮南高校新キャプテン③渋木(2年・大原中)!!
ゴール前5mで敵の反則でできた一瞬の隙に、先手を打って猛突進!巨体で押し込みました(合同7ー10鷲宮)!
油断のならない鷲宮、トライ後のゴールキックも決まり喜ぶ合同フィフティーンが
陣形を整える前に逆サイドに意表をつく奇襲のキックで再開。
しかし、そこにすでにポジショニングし、ボールを待ち構えていたのは、
この日公式戦初キャップとなった⑭大手(1年・不動岡高校)だった!!!!
しっかりとボールをキャッチすると、奇襲のため広がり切れていなかった鷲宮の防御網の大外を切り裂く、タッチラインすれすれのナイスラン!
最後の一人を躱し60mの独走トライかと思いきや、残念ながらわずかに線を踏んでしまい、逆転トライには結びつかず。。。
残り時間わずかで、一度だけできたセンタースクラムからのアタックチャンスを上手く活かすことが出来ず、
鷲宮にボールを奪われると左右に大きく揺さぶられディフェンスが崩壊。
最後のワンプレーで2本目のトライを許し突き放されました。
合同 7-17 鷲宮高校
決して、大きな力の差がある訳ではない相手に、接戦で負けてしまった原因は何か。
接点でのよりクリアなプレー、セットプレーの成功率、キック処理とカウンターのサポート、陣地ごとのプレー選択と戦術判断、局面でのボールの扱い方、、、
色々な課題が見つかり
改めてラグビーの難しさと奥深さを感じさせられるとともに、
大熱戦に選手もスタッフも必死になって一瞬も目を離せないとても濃いゲームでした。
次戦は、12月25日(日)、
栗橋北彩高校との敗者戦となります。
会場は獨協埼玉高校にて、10時キックオフ。
年内最後の試合です。
引き続き、応援よろしくお願いします。