2023年6月の記事一覧
【全国予選】単独出場の報告とお願い
八潮南高校ラグビー部 関係者の皆様 ならびに
八潮南高校ラグビー部を応援してくださるすべての皆様へ
この度、八潮南高校は
9月10日から始まる第103回全国予選に向けて
本部員11名に加え
心ある2・3年生助っ人4名の心強い参加表明により
15人が揃ったことを受け
11年ぶりの単独出場をすることが決まりました。
硬式野球部、硬式テニス部、卓球部から、それぞれ協力を頂くことになりました。心より御礼申し上げます。
引き続き、選手の人間性の育成とプレー技術向上、そして
皆様がグラウンドに来て気持ちよく応援できるような良いチームを目指しますので
今後とも応援よろしくお願いいたします。
また、一点お願いがあります。
助っ人で協力してもらう選手たちについて、経済的な負担を軽減できるよう取りはからっているところでございます。
つきましては、このホームページをご覧になっているOB・OGの皆様のお家に使っていないラグビー用品(スパイクやヘッドキャップなど)が眠っておりましたら、
後輩へのおさがりということでお力添え頂けますと大変助かります。
また、若いOBの皆様は、実戦練習の相手として
胸を貸して頂けますとありがたいです。
以上、用具や練習参加のお願いについて、
もしいらっしゃいましたらば、
顧問土谷までご連絡ください。
【セブンズ】七人制大会結果報告【成長と収穫】
6月17日(土)、熊谷ラグビー場Cグラウンドにて
第10回全国高校七人制ラグビー大会埼玉県予選1次トーナメントが行われました。
八潮南高校は、2年連続となる単独での出場となりました。
第一試合 八潮南 0-38 熊谷農業
第二試合 八潮南 0-31 春日部
大会までの2週間で、DFでは体をしっかりと当てること、
アタックではトライに繋げるための戦術を練習で落とし込んできましたが、結果に繋げることはできませんでした。
しかし、これからにつながる”成長と収穫”がたくさん見られました。
上級生はよく1年生に声を掛け、カバーしながら、その上で自分の仕事を果たしていました。
合同チームでの出場では埋もれてしまいがちだった「自分からチームに働きかける」主体性の面での成長が見られました。
④SHの堀内(3年・潮止中)は常に周りを見ながら味方の守備の穴を埋め続け、攻撃においては積極的なボールの持ち出しで幾度も突破を図りました。
また、①PR渋木(3年・大原中)は突破・セットプレー・ボール争奪のあらゆる面でチームを牽引し、「チームの象徴」として存在感を示し続けました。
勝負所の戦術選択も、ベンチサイドと完全一致で判断し続けましたが、
それを完遂するにはチームとして経験値が足りませんでした。
チームの半分以上を占める1年生も、
上級生に応えるかのように懸命に闘っていました。
とくに、東部大会以降、チームの重点項目としていたDFにおいて最も変化を示したのは⑥CTB内田(1年・三郷南中)で、
接点に近い状況では上級生を相手にも瞬時に掴み掛かり、
展開される場面の中で外に流す技術と立体の連携の感覚を掴みました。
負傷のため第2試合は欠場しましたが、これから体を作りながら実戦経験を積むことでさらに頼もしい選手になるでしょう。
また、この日最大のトライチャンスがあったのは⑧紙谷(1年・大原中)。スタートからの起用となった第二試合の
前半3分、八潮南が敵陣深く入った所から上手く逆サイドに展開、振り返しの反応に一瞬遅れた春日部高校DFラインの、
開ききれていない大外で紙谷がボールを持つ。
しかし、敵から逃げつつスコアを決めに行く気持ちに迷いが生じ、懸命に追いすがる春日部の選手に走路を抑えられてしまいます。
体ごと飛び込めば(ねじ込めば)トライ!という位のあと一歩の差でタッチラインに押し出されてしまいました。
経験の乏しさ、チームとしての若さゆえに、
決定機を活かすには迷いが生じ、
カバーできる範囲の狭さと純粋なタックル精度の低さからトライを重ねられ、
勝負所ではプレッシャーに耐えてサインを遂行することができませんでした。
しかし、単独チーム八潮南は、その都度立ち上がり向かっていきました。
皆で声をあげて奮い立ち、食らいつく姿勢を示し続け、相手のミスを誘っては何度もやり返す場面を作りました。
結果はともかく内容として、選手が今できる最大限の判断と闘い方がやりきったのではないかと思います。
以前、ミーティングで選手に言ったことです。
「単独で闘いたいのなら、その覚悟を。
上級生は1年生のことをよく見てやれ。一人も取りこぼさない覚悟をもって受け入れろ。
誰が勝ちたいのか。誰が単独で出たいのか。
周りの人、後から入ってくる人が良いチームだと思えなければ、一緒にラグビーをやりたいなんて思わない。
最後まで何か起こしそうな奴ら。弱くても勝てなくても、対戦相手に見習いたい、また戦いたいと思わせるような、
清々しく気持ちの良いチームを目指そう。」
上級生は1年生を、よくここまで同じ気持ちで闘えるチームメイトとして育てたと思います。
1年生は上級生に応えるかのように、声を張り上げ体を張ってよく健闘したと思います。
15人制単独出場を目指すうえで「チームを作る、チームになる」という勝敗よりも大切な収穫があったと思います。
試合後、本部から試合を見ていた他校の先生より。
「やしなん、どんなにトライ取られても最後まで気持ち切らさず一生懸命でしたね。声掛け合って、すごく良い雰囲気でしたね」
願っていた子どもたちの成長を、他所の人に認めてもらうこと程、嬉しいものはありませんね。
最後になりますが、遠く熊谷まで、朝早くから多くの保護者の方に駆けつけて応援して頂きました。
これからも、子どもたちの”成長”とチームとしての”収穫”で応えられるよう頑張りますので、
今後とも応援・ご協力よろしくお願いいたします。
【告知】七人制ラグビー大会抽選結果【セブンズ】
第10回全国高校ラグビー七人制大会埼玉県予選の組み合わせ会議が行われた結果、下記の通り決定いたしました。
6月17日(土)1次トーナメント
会場:熊谷ラグビー場Cグラウンド
対戦相手:熊谷農業高校
キックオフ:10時
「対戦相手も決まり、ビジョンも明確になったと思う。頑張っていこう。」
組み合わせ会議翌日の練習での、渋木キャプテンの言葉。
チームが一段と引き締まったと思います。
なお、感染対策の規定は解除されておりますので、
観戦や応援に来られる方は
励みになりますので是非よろしくお願いします。
↑6/4の東部地区セブンズ大会での1シーン。バックスプレーに対する外のDFに課題を見つけ、
2週間ラインDFの上がり方と個々の接点の部分で修正をかけてきました。
体育祭!!
6月1日(木)の体育祭の報告です。
本校では、コロナ以来4年ぶりの6月開催となりました(昨年度は10月開催)。すっかり学校現場もかつての形に戻りつつあります♪♪
我らがキャプテン渋木くんは、開会式の県旗掲揚を担当しました。
部としても、前日のグラウンド準備や競技ごとの用具の出し入れを担当し、学校のために各自が「チームとして」与えられた仕事を責任もって行いました。
また、今年度は「部対抗リレー」がプログラムに復活しました。
グレーの1stジャージ、「魂ジャージ」を着ての全員参加。出走前の気合いの円陣と校歌斉唱で体育祭を盛り上げます。
パフォーマンス部門では、フォワード選手たちがWTBの澤口(1年・川柳中)をバトンに見立てて担いで走りました(笑)
また「競技部門」は各部の真剣勝負!バックスの選手たちで挑みました。
残念ながら上位入賞とはなりませんでしたが、精一杯健闘しバトンを繋いだことで、
チームの信頼関係がまた一段と深まったと思います。
八潮南単独での出場となる七人制大会まで、あと2週間!
さらに団結、連携を高めてやっていこう!!